こんにちは。協力メンバーの真公です。
浅草寺の鎮護堂にある幇間塚です。
鎮護堂は、浅草寺境内に大量に出没しイタズラする狸を鎮めるために、伝法院の守護としてまつったものです。浅草では“お狸さま”と呼ばれ親しまれています。
お座敷言葉で“たぬき”と言えば、男芸者で太鼓持ちとも呼ばれる「幇間」のこと。そこで、浅草花柳界の幇間たちを祀った“幇間塚”が鎮護堂に建てられたのです。現在、全国でたった4人になってしまったと言われる幇間は、すべて浅草花柳界に所属しており、鎮護堂の幇間塚へのお参りは欠かせないそうです。
(写真は2009.11.00撮影)
鎮護堂は伝法院通りに面していますが、お店に挟まれた小さめの門構えのため、意外と見逃してしまう人もいるそうです。
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