2009.03.17撮影。
示現とは神仏がこの世に現れること。浅草寺では、ご本尊である聖観世音菩薩が西暦628年(推古天皇36年)3月18日に隅田川で二人の漁師兄弟の網にすくい上げられたと伝えられています。二人の漁師の名は檜前浜成、竹成。この聖観世音菩薩像に帰依、自宅を寺として供養したのが郷司であった土師中知。この
三人が神として祀られました。その社が三社権現(浅草神社)です。浅草神社の例大祭が三社祭と呼ばれる所以です。聖観世音菩薩像が上陸した場所には駒形堂が建てられています。(説明は浅草寺発行リーフレットを参考にさせていただきました)
かつてこの示現会と三社祭は一体の行事でしたが明治の神仏分離令によって別々に行なわれるようになりました。近年これを一部復元した本社神輿三基が本堂に一夜お籠もりになる堂上げ・堂下げが実施されていましたが、本堂工事中の今年は神輿ではなく神霊が納められた唐櫃によって本堂にお籠もりすることになりました。神輿三基の堂上げ・堂下げはありません
3/17(火)18時、浅草神社から浅草寺本堂へのようすをお伝えします。3/18(水)午後4時に、神霊は浅草寺本堂から浅草神社へお帰りになります。
撮影にご協力いただいた関係者のみなさん、心からお礼を申し上げます。
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浅草観光連盟の慶讃三社大権現本堂堂籠之儀の紹介ページはこちらです。
神事に合わせて浅草寺僧侶のみなさんが浅草神社社殿に上がります。続いて氏子44ヶ町の代表が社殿に上がり神霊入れの儀が行われます。
神霊が入れられた唐櫃を運ぶ青年部の皆さんが待機しています。
篝火が点けられました。三社祭までの土日祝には神輿庫が開かれます。
神霊が入れられた唐櫃が運び出されます。
一之宮、二之宮、三之宮。
浅草寺僧侶のみなさんによる先導で浅草寺本堂に向かいます。
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