2009.01.17撮影。
かつて国宝に指定されていた浅草寺本堂(観音堂)と五重塔は、東京下町を焼き尽くした昭和20年(1945)3月10日の東京大空襲で仁王門(宝蔵門)と
共に焼失しました。同年11月に仮本堂(現淡島堂)を落慶。その後、お寺、町方、全国の信徒が大変な努力をして昭和26年(1951)に現本堂着工、昭和
33年
(1958)に落慶しました。
昨年秋にはは本堂再建50周年を記念してお前立御本尊の大開帳が実施され、同時に開催された多くの祝賀行事によって浅草の町は大変な賑わいに包まれました。
今年2月からは、この本堂屋根瓦をすべて葺き替え、併せて本堂外壁塗装まで行なう大修繕(大営繕)が始まります。平成22年(2010)11月末までの約2年に渡る大規模な工事となります。
浅草寺ではこの大営繕を成功させるため、全国の信徒による寄進の呼びかけをしています。寄進は、本堂前の左側で受け付けています。
浅草寺のホームページはこちらです。
本堂裏の眺め。耐震軽量化のため、この大屋根の瓦がすべてチタン製になるようです。宝蔵門の瓦がすでにチタン製になっています。
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