2009.01.17 撮影
宝蔵門横の交番前には一本のイチョウの老木があります。イチョウの前の看板がには、老木が昭和20年3月の東京大空襲の戦災で焼け残ったことなどの説明が書かれています。木の内部は洞になっていて、表面は黒く焼け焦げた痕が残っています。浅草を含め下町全体が火の海となり大勢の人が傷つき亡くなりました。浅草寺境内や周辺には、痛ましい戦争の傷跡が今もなお残っています。(ダボハゼ)
人力車の岡崎屋惣次郎さんらがすすめている「浅草・戦災樹木を伝える運動」の紹介ページはこちらです。
こちらは、本堂裏のイチョウです。このイチョウの大木にも焼けこげた痕が残っています。
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