2008.12.16撮影。
こんばんは、浅草の風です。ご心配をおかけしてすみません。元気です。
肺癌で左肺の40%を切除後、再び入院して化学治療を受けています。抗癌剤による副作用が少ない日を見計らって病院から外出して浅草の写真を撮っています。しかし今週は白血球が極端に減る副作用が現れる可能性が高いそうで、そうなると羽子板市の撮影はできなくなってしまいます。
協力メンバーのみなさんの協力で羽子板市の写真はアップされると思いますが、やはり私もその雰囲気を味わいたい。ということで、前日の今日、寒い中を出かけてきました。もちろん体調がよければ本番にもう一度来たいと思っています。
宝蔵門前に羽子板の小屋が並びはじめています。
ちなみに「納めの観音」とは一年最後のご縁日(18日)のことで、一年のご加護に感謝する気持ちが込められています。浅草寺の歳の市はかつて江戸随一の賑わいで浅草橋から上野にまで店が建ち並び、正月用品、食料品、羽子板などの縁起物が商われたそうです。現在は縁起物の羽子板が中心の市になっていますが、正月用の植木や花を商うお店もいくつか並びます。また、本堂裏では正月用のしめ飾りなどを扱う大規模なガサ市(卸)も開かれます。(この項は浅草槐の会特設ページを参考にさせていただきました)
夜10時ごろまで開かれているので仕事帰りに立ち寄ることもできます。師走の浅草を彩る歳の市(羽子板市)をぜひ楽しんでみてください。
日時:12/17(水)〜19(金)10時ごろ〜22時ごろ。
会場:浅草寺宝蔵門周辺。
主催:東京歳の市羽子板商組合
協賛:浅草観光連盟03-3844-1221
浅草寺の納めの観音ページはこちらです。
浅草観光連盟の羽子板市特設ページはこちらです。
歳の市(羽子板市)の過去記事一覧はこちらです。
南側広場では食べ物などの屋台の準備も進んでいました。
いやはや本当に寒かった。雷門から本堂までまっすぐ歩き、観音裏の弁天でそばを食べ、馬道交差点からタクシーで病院に戻りました。風邪をひいたら元も子もありませんからね。おかげでたぶん大丈夫だと思います。
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