2008.11.05撮影。
浅草寺本堂は昭和20年(1945)の東京大空襲による戦災で焼失しましたが、多くの人々の協力によって昭和33年(1958)に再建されました。
今年は再建50周年にあたり、これを記念して2008年11月16日までお前立ご本尊の特別大開帳が行われています。
浅草寺のご本尊である聖観世音菩薩像は絶対秘仏のため、未だかつてご開帳されたことはありません。今回ご開帳されるのは、およそ1200年前に天台宗第3世座主慈覚大師円仁が彫刻されたお前立ご本尊です。
本堂前には3本の開帳塔婆が立ち、その塔婆からはお手綱が渡されています。このお手綱は本堂のお厨子内のお前立ご本尊の手に繋がっており、このお手綱を手に取ることで、直接お開帳のご本尊さまとご縁を結ぶことになります。
お手綱は、赤・黄・白・緑・紫の5本ありますが、一人一本のお手綱を手にとっておがむことにより縁を結びます。
一人で5本のお手綱を束ねて拝むかたがいますが、これは間違いですから教えてあげてくださいね。
(説明文は浅草寺のホームページを参考にさせていただきました。浅草寺のホームページはこちらです)
地元浅草もこれを祝って盛大な
浅草大観光祭を開催(10/1(水)〜11/25(火))し、歌舞伎平成中村座仮設劇場による2ヶ月の公演、境内では軒を連ねる江戸町風仮設小屋による往事の賑わいを再現など数々のビッグイベントを開催しています。
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