浅草寺のご本尊、観音様上陸の地、駒形堂のようす

2008.10.20撮影。

所在地：台東区雷門2-2-3
浅草通りと江戸通りの交差点、駒形橋西詰めにあります。
隅田川で網にかかった浅草寺の本尊、聖観世音菩薩が陸に揚げられた縁の場所に建てられています。当初は川に向かって建てられていたのですが、焼失・再建を繰り返すなかで川に背をむけてしまったと言われています。
駒形堂は広重の名所江戸百景にも描かれています。また、吉原の高尾太夫が伊達綱宗を慕って詠んだといわれる「君はいま　駒形あたり　ほととぎす」の句でも有名。
現在の堂は平成15年（2003）に再建。

地元では「こまんどう」と呼ばれています。

左端の碑が浅草観音戒殺碑。昭和2年に土中より発見・修復されたものです。ここは浅草観音が出現した聖なる場所だから駒形堂を中心にして十町余の川筋で魚介の殺生を禁じるというもの。

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