国宝に指定されていた浅草寺本堂(観音堂)と五重塔は、東京下町を焼き尽くした昭和20年(1945)3月10日の東京大空襲で仁王門(宝蔵門)と共に焼
失しました。同年11月に仮本堂(現淡島堂)を落慶。その後、お寺、町方、全国の信徒が大変な努力をして昭和26年(1951)に現本堂着工、昭和33年
(1958)に落慶しました。
今年は本堂落慶50年にあたります。
浅草寺ではこれを記念して大開帳を実施(10/15(水)〜11/16(日))。
浅草寺のご本尊は秘仏ですので公開はされませんが、これに代わって比叡山三世天台座主、慈覚大師円仁台下謹刻のお前立御本尊をお参りできます。お前立観音様とお手綱により結縁できますので、浅草寺にはいつにも増して全国より沢山のご信徒が訪れれることでしょう。
浅草寺貫首 清水谷孝尚大僧正の法話はこちらです。
浅草寺のホームページはこちらです。
三本の開帳塔婆が立てられて、本堂内に置かれたお前立観音様からお手綱が渡されています。このお手綱を持つことによって観音様と縁を結ぶことができるとされています。
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