国宝に指定されていた浅草寺本堂(観音堂)と五重塔は、東京下町を焼き尽くした昭和20年(1945)3月10日の東京大空襲で仁王門(宝蔵門)
と共に焼失しました。同年11月に仮本堂(現淡島堂)を落慶。その後、お寺、町方、全国の信徒が大変な努力をして昭和26年(1951)に現本堂着工、昭
和33年(1958)に落慶しました。
今年は本堂落慶50年にあたります。
浅草寺ではこれを記念して大開帳と「大絵馬寺宝展と庭園拝観」を実施。地元浅草もこれを祝って盛大な浅草大観光祭を開催し、数々のビッグイベントを開催します。
浅草観光連盟提供の公式マップダウンロードはこちらから(pdfファイル)。
2003年に開催された江戸開府400年記念「大浅草まつり」での江戸町「奥山風景」での平成浅草小判両替所。(写真提供:浅草観光連盟)
今回も同様に、奥山風景と仲見世に両替所があって一枚300円で小判を買い、期間中奥山風景や仲見世で買い物が出来る平成小判です。江戸時代後期に鋳造された安政小判とほぼ同じ大きさです。
2003年に開催された江戸開府400年記念「大浅草まつり」での江戸町「奥山風景」のようす。(写真提供:浅草観光連盟)
2003年に開催された江戸開府400年記念「大浅草まつり」での江戸町「奥山風景」のようす。(写真提供:浅草観光連盟)
今回も同様の舞台が造られ、こども歌舞伎などが上演されます。
(浅草寺のポスター)
開帳期間:10/15(水)~11/16(日)
特別大開帳記念法要
10/15(水) 開闢法要
10/26(日) 大草鞋奉納式
10/31(金) 御中日法要
11/16(日) 世界平和祈念法要
11/16(日) 結願法要
特別公開「大絵馬寺宝展と庭園拝観」
10/15(水)~11/16(日)
通常非公開の伝法院庭園と、浅草寺に伝わる寺宝の数々が一般公開されます。 五重塔院特別展示館・伝法院庭園
小さな仮本堂の後ろに見えるのが、建設中の昭和本堂。(昭和30年ごろの写真。写真提供:浅草観光連盟)
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