ダボハゼです。
宝蔵門横の交番前にイチョウの大木があります。内部は洞になっていて黒く焼けこげています。63年前の東京大空襲で下町一帯が燃えつくされた悲惨な戦争を静かに伝えています。戦争突入、空襲、戦後復興、市民の願い、そして観光客で賑わう今日、その時々の街のざわめきや人の叫びが聞こえてきます。今日も案内ボランティアの人が、訪れた若い団体の人にイチョウの説明をしていました。これから先も後世に語り継ぎ、二度と悲惨な歴史を繰り返すことのないよう願っています。
2008.08.09撮影。
浅草寺ご神木の前の記事はこちらです。
「浅草・戦災樹木を伝える運動」をすすめている、講談人力車岡崎屋惣次郎さんのホームページはこちらです。
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