染め絵てぬぐいの‘ふじ屋’は、初代絵師川上桂司さんによって創業されました。歌舞伎、下町の伝統行事、干支などを題材にした作品を次々と発表。後
継者である二代目川上千尋さんと共に、優れた手ぬぐい文化の再発見・継承・紹介のために力を尽くしてきました。浅草の町のためにも尽力してきた初代絵師川
上桂司さんは、残念ながら昨年11月に惜しまれて亡くなりました。今回、桂司さんの孫にあたる川上正洋さん(24歳)が絵師としてデビューします。今回は
500点の展示のうちの2点だけですが、これからの活躍が期待されています。
日時:8/1(金)〜9(土)。10時〜19時(最終日16時)
会場:新宿・京王プラザホテル3階(ロビー階)フロアおよびギャラリー
入場料:無料
昭
和23年生まれの私は二代目と同じ手ぬぐい世代。子どもの頃には手ぬぐいを肩にかけて銭湯に通いました。いつのころからか母親がタオルを使うようになった
のですが、ずいぶん抵抗をしたものです。いまだにハンカチではなく安い手ぬぐいを使っている私としては、手ぬぐいのよさを広く知っていただきたいと願って
います。また海外でも芸術性を高く評価されている染め絵手ぬぐいの素晴らしさぜひ味わっていただきたいと思っています。
所在地:台東区浅草2-2-15
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藤村明光作の人形と共に。
藤村明光のホームページはこちらです。
お二人は本も著しています。
「続 平成てぬぐいあわせ」
川上桂司・川上千尋 共著、ジャクリーヌ ルヤック翻訳。
A4版、168ページ。
発行:明治書院。定価:2800円。
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