浅草寺本堂落慶50周年を祝って今年10/1〜11/25に開催される浅草大観光祭の一環として、浅草寺境内仮設劇場で開催される平成中村座十月大歌舞伎 通し狂言「仮名手本忠臣蔵」公演の詳細が発表されました。続けて11月には「隅田川続俤 法界坊」が予定されています。
江戸後期、歌舞伎は浅草で隆盛を極めました。
浅草にはいまでも歌舞伎小屋跡の碑、歌舞伎作者河竹黙阿弥住居跡の碑、歌舞伎文字勘亭流始祖岡崎屋勘六の墓、団十郎「暫」の像、助六の碑などが残されています。また新年には新春浅草歌舞伎公演が行なわれ、4月には「暫」の像前で泣き相撲が行なわれています。
平成中村座は、十八代目中村勘三郎らが中心となって浅草・隅田公園内に江戸時代の芝居小屋を模した仮設劇場を設営して2000年に歌舞伎『隅田川続俤 法界坊』を上演したのが始まりです。その後も日本各地、アメリカ・ニューヨーク、ドイツ・ルーマニアなどで公演が続けられています。浅草での公演は2003年「江戸開府400年記念・大浅草まつり」以来になります。
前売券の発売は8/29(金)10時。
席・日程によって即日完売が予想されますので、早めの予約をお薦めします。
詳細はこちらのページです(8/29以降ネット予約も可)。
コメント