2008.02.08撮影。
南側広場は宝蔵門の右側にあります。写真の背景は本堂。
戦災で黒こげになったイチョウの大木。最近になって柵が作られました。
樹齢8百年といわれ、源頼朝が浅草寺参拝の折、挿した枝から芽が出たと伝えられています。かつては天然自然記念物に指定されましたが、昭和20年3月10日の東京大空襲で大半を消失。天然自然記念物の指定は取り消されましたが奇跡的に生き残り、今も青々とした葉をつけます。幹の内部は大きなウロになっていて、いまだに黒くこげた跡が残っています。
東京大空襲で亡くなった旧浅草区の方を慰霊する浅草大平和塔は、浅草寺淡島堂に建っています。毎年3/10に行なわれている浅草大平和塔戦災殉難者法要の記事はこちらです。
奥に見えるのは宝蔵門。すぐ近くの地面には、江戸時代に五重塔が建っていた跡を示す標石もあります。浅草寺五重塔跡標石の記事はこちらです。
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