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2010/03/01

コメント

鷹鳩と化す浅草の船着場

俳句塾生さん、俳句をお寄せいただきまして、とても嬉しく思います。どうもありがとうございます。
句を詠まれたご本人に直接尋ねるのは失礼なことと思いますが、「鷹鳩と化す」との部分をどのように解釈すればよろしいのでしょうか。

ダボハゼさま
拙句にお目を留めていただきまして嬉しく存じます。
俳句にはおかしな言葉がたくさんありますが「鷹化して鳩と為る」は節気七十二候のひとつで啓蟄の第三項にあたります。「荒々しい鷹が鳩になる」という古来中国由来の面白い季語です。
金属の欄干?に同化したような鳩の写眞に目が留まり、穏やかな日差しの中で、これはきっとさっきまで鷹だったにちがいないと、ふと思ったしだいです。
自句自解など申し上げまして、失礼いたしました。
風さまに、どうぞお大事にとお伝えくださいますよう。

俳句塾生さま、ご丁寧な解説をありがとうございます。
なるほど、厳しい冬を過ごしてきた鷹も、早春の兆しを感じて鳩に化すのでしょうか。周りの一つ一つに早春の気配を感じながら川縁に居たところ、突然手の届くような目の前に舞い降りてきた鳩を撮りました。

風さんはここのところ体調が今一つでして、思うように写真を撮りに出だすことが出来ずにおります。浅草の風は毎日見ていることでしょうから、貴兄が俳句を詠んでいただいたことを大変喜んでいるに違いありません。風さんに代わりましてお礼申し上げます。

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