2009.07.31撮影。
左は浅草寺境内新奥山にひっそりと建つ浅草観光讃緒の碑。浅草観光に多大な貢献をされた諸先輩方の名が刻まれています。
(碑文は以下の通り)
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浅草は伝統と歴史の町である。庶民信仰の大本山金龍山浅草寺と共にこの町は幾百千年の世を逞しく生きてきた。あるときは源平争乱の戦火に耐え、あるときは江戸文化濫觴の池として栄えるなど幾多の興廃消長を繰り返して現在に及んでいる。
今日浅草は、都内屈指の観光地として隆盛を極めているが、その蔭には浅草を守ろうとする多くの人々の血の滲む努力があることを忘れてはならない。
浅草観光連盟は、発足二十周年の佳日を期して浅草の繁栄に多大な貢献をした人々の業績を讃え、過去、現在、未来を通じここに芳名を列記して後世に永く伝えんとするものである。
庶民の町浅草は、この町を愛し慈しみその興隆に一身を捧げる地元の人々によって滔々たる大河の流れのように淀みなく発展を重ねていくことであろう。
昭和四十三年十月吉日
東京都台東区長 上條 貢
撰文並に謹書
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(今までに名を刻まれた浅草観光事業功労者は以下の通り。敬称略)
大谷米太郎、岡田四郎、上條貢、清水谷恭順、山田兵三、小林総介、高坂公一、頼母木眞六、穂刈恒一、橋本秋利、村田藤治郎、澤田要蔵、和田長敬、松村繁一
郎、森田新太郎、荒井哲郎、豊田正利、藤谷吉之輔、川喜多忠之助、原戸頼吉、葛谷輝明、市村一雄、堀安孝、阿部髙之丞、内山榮一、飯村茂、永野章一郎、飯村恵一、吉住弘、西村太刀夫、春木實、松村吉紘、鈴木秋雄、田中久五郎、松澤欣一、荒井修、岩瀬桂助、橋本秋彦。
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