2009.04.16撮影。
浅草寺の総門である雷門。
かつては駒形橋付近にあったそうです。そこから浅草寺の境内であったわけですから広大だったんですね。現在地に移ったのは鎌倉時代だそうです。
門の両側に置かれているのが風神像と雷神像。雷門の正式名称は風雷神門。雷門と大書された大提灯をくぐって振り返ると風雷神門と書かれています。江戸時代の川柳では「門の名で見りゃ風神は居候」などと詠まれています。
この雷門、慶応元年(1865)に焼失して以来、昭和35年に松下電器産業(現パナソニック)創業者である松下幸之助氏が寄進するまで幻の門だったのです。
雷門の裏側に安置されている火除けの龍神像の記事はこちらです。
浅草寺のホームページはこちらです。
袋を背負っているのが風神像。
浅草寺のホームページによれば、風神像、雷神像は慶応の大火により頭部を残して焼失。明治7年(1874)、塩川蓮玉氏により補刻。昭和35年(1960)、森大造・萩原雅春氏により修補彩色されています。
浅草寺の雷門説明ページはこちらです。
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