2009.03.05撮影。
浅草神社は、浅草寺本堂の東(右)側にあります。明治政府の神仏分離令により分けられるまでは浅草寺と一体のものでした。浅草寺のご本尊示現に関わった三
人の神さまをお祀りしたことから、地元では親しみをこめて「三社さま」と呼ばれるています。三人の神さまの名前は、浅草寺のご本尊を隅田川から掬い上げた
檜前浜成(ひのくまのはまなり)・檜前武成(ひのくまのたけなり)の漁師兄弟と、浅草寺を創建した土師真中知(はじのまつち)。
社殿は、本殿、幣殿、拝殿からなり、幣殿と拝殿が渡り廊下でつながれている権現造り。第三代徳川将軍家光により建立寄進された社殿は350年たった現在も当時の面影をそのままに残しており、昭和26年(1951)に国の重要文化財に指定されています。
現在の例大祭「三社祭」は毎年5月17、18日に近い金土日に開催されています。土曜には氏子44ヶ町の神輿約100基が浅草神社を発進、各町内を渡御。日曜には本社神輿3基と町内神輿が浅草中を練り歩き、3日間で延べ200万人近い観光客であふれます。
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