3/18の浅草寺本尊示現会の行事として古式に則り行われる行事です。
3/29(土)夕刻、浅草神社神官によって祭儀が執り行われた本社神輿三基は、氏子衆によって松明で照らされた浅草寺本堂外陣へ「堂上げ」されます。重さ
1トンを超える一之宮・二之宮・三之宮が本堂階段を昇るさまは圧巻です。浅草寺一山の読経の後、神輿はご本尊の前で一晩お泊まりします。
3/25(日)、宮司による祝詞奏上後、神輿は氏子衆によって本堂の階段を担ぎ降ろされて(堂下げ)浅草寺境内に安置されます。
浅草寺僧侶らによる読経と浅草神社宮司祝詞奏上を同時に行うこの行事は神仏分離以前の観音祭とも呼ばれていた三社祭を一部再現しており、5月の三社例大祭のプロローグにもなっています。(説明は、浅草槐の會ホームページ浅草暦ページを参考にさせていただきました)
会場:浅草寺・浅草神社。
主催:浅草観光連盟・浅草観音奉賛会・浅草神社奉賛会。後援:浅草寺 浅草神社。
観客のみなさん、寒い中どうもありがとうございました。関係者のみなさん、担ぎ手の皆さん、おつかれさまでした。撮影にご協力いただいたみなさん、心からお礼を申し上げます。
2008.03.30撮影。
台車に載せられた三基の本社神輿は、東京都指定無形文化財である浅草神社神事びんざさら舞を先頭に浅草神社神官、浅草寺僧侶、関係者と共に浅草寺本堂を一周します。
本堂を一周した三基の本社神輿は宝蔵門前に安置され、主催者代表による挨拶ののち三本締めが行なわれました。
神輿の横で記念写真を撮ろうとしていた参拝者に、警備担当者が「正面から撮りゃあいいだろう」と声をかけて撮影をしてあげるという微笑ましい光景も見られました。よい思い出になったかな。
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