2008.01.07撮影。
一般には開放されていない浅草寺五重塔内部に入れていただくことができました。関係者のみなさんにお礼を申し上げます。
浅草槐の会ホームページによれば、五重塔は天慶5年(942)に建てられ、その後何度かの火災再建を繰り返し、慶安元年(1648)三代将軍徳川家光公により再建されました。寛永寺・増上寺・天王寺の塔
とともに「江戸四塔」として親しまれ、明治44年には国宝指定を受けましたが昭和20年の戦災により焼失しました。昭和48年11月1日、宝蔵門を挟んでかつての位置の反対側に塔院造りの方法で再建
されました。塔の最上階にはスリランカのイスルムニヤ王立寺院から奉載した「聖仏舎利」が納められています。(詳しくは浅草槐の会のホームページをご覧ください)
巨大な絵馬。
初代の金龍だそうです。
塔院の上、ここから五重塔が聳えます。右下に見えるのが宝蔵門の屋根です。
五重塔右下にちらりと見えるのが本堂の屋根。
一般に公開はされていませんが、浅草寺五重塔には、谷文晁、菊池容斎、歌川国芳、柴田是真など、江戸時代末期から明治初期にかけての著名な画家の手による絵馬が収蔵されています。写真撮影禁止ですので残念ながらご紹介できませんが、素人の私が見てもすばらしいものでした。
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