2007.06.23撮影。
駒形橋西詰にあるオブジェ。
説明板。画像をクリックすると拡大されます。
美しい橋です。
深川育ちの私にとって、川と橋はとても身近なものでした。「鉄は国家なり」と言われた時代です。当時の蒸気機関車・電気機関車も国電も駅舎も橋も、鋲が打たれた鉄でできていました。川は日常的な遊び場であり、鉄の橋は、強さ=男らしさの象徴でもあったのです。
隅田川に架かる美しい曲線と装飾過多の橋の数々は今でも大好きです。なじみが深いのはやはり下流の、両国橋、新大橋、清洲橋、永代橋、相生橋、勝鬨橋あたり。隅田
川大橋、中央大橋、佃大橋はありませんでした。これらの新しい橋や架け替えられた新大橋の、のっぺりして軽い印象の橋にはどうしても馴染めません。
簡単に登れそうな気がするでしょ。子どものころの私もそう思って、記憶は定かではありませんが永代橋だったような気がする。鋲を手がかり足がかりにして登ったのです。大して登らないうちに傾斜が強くなって行き詰まりました。あきらめて降りようとしたら、当たり前ですが足がかりが見えない。恐怖に襲われて半べそになりながら、それでも何とか降りた記憶があります。
下流の厩橋方面。
いろんな人が通ります。
上流、吾妻橋の対岸、墨田区側にあるアサヒビールのオブジェ。
釣り船や屋形船が係留されています。
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