2007.06.03撮影。
(このページの説明は、浅草槐(えんじゅ)の會のホームページと私立PDD図書館当該ページを参考にさせていただいています。)
二天門は浅草寺の東門になっています。古くて目立たないけれど、国の重要文化財に指定されています。
本来は元和4年(1618)、日光東照宮と同時に建てられた浅草東照宮の随身門でした。寛永19年(1642)に、浅草東照宮はこの門と石橋を残して焼失。以後浅草東照宮は再建されず、慶安212年(1649)に三代将軍家光が三社権現(浅草神社)を造ったときに合祀されました。その後明治の神仏分離令により二神像は浅草神社に移され、二天像が置かれました。現在の増長天、持国天は上野寛永寺から移された江戸初期の作品です。
二天門の額は三条実美の筆。
名前の由来となっている増長天と持国天。写真を撮っているといつもどちらが何なのか判らなくなってしまいます。
二天門下から浅草寺本堂を望む。隣には浅草神社の鳥居があります。
二天門前に置かれた石造の浄水盤。安永6年(1777)御開帳時の臨時消防班の奉納。「随身門前」と刻まれている。
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