平成19年(2007)4/21、隅田公園(浅草側)特設馬場において、第25回浅草流鏑馬が開催されました。
浅草の流鏑馬は江戸時代、浅草神社の正月行事として毎年1月5日に実施されていました。当時の模様は「浅草寺志」・「東都歳時記」にも記されています。
今年25回目を迎えた浅草流鏑馬は勇壮・華麗な伝統を継ぐ観光行事として台東区が主催。浅草観光連盟・台東区弓道連盟が共催。小笠原流弓馬術礼法宗家 小笠原清忠氏の執行により開催されています。
会は2部構成になっていて1部は草鹿(くさじし)といって鹿の形の的を立って射る競技です。2部が馬に乗って的を射る流鏑馬になってます。
こ
こでは第2部、流鏑馬のようすを何回かにわけてお伝えします。私もはじめて見ましたが、華麗な行列、緊張感あふれる競技を楽しむことができました。技術が
未熟なため迫力あるようすが伝えられないのが残念ですが、雰囲気だけでもお楽しみください。会を運営されたみなさん、競技に参加されたみなさん、ありがと
うございました。また撮影の便宜を計っていただいたみなさん、ありがとうございました。
的が置かれている場所。ほぼ直線の馬場にこのような的が三ヶ所設置されています。青いボードの前に立っている竹の先に的が置かれています。
正面から疾走してくる姿は勇壮にして圧巻。多くの方が的に当てています。矢が当たるとパーンと大きな音がして的の板が割れて飛びます。的に花吹雪が仕掛けてあって飛び散るという競技もありました。
撮影ポイントはとてもよかったと思うんですが、ほぼ正面から馬がすごい勢いで迫ってくるところを撮るのはとても難しい。駆け出しの悲しさでボツ写真の大量生産でした。
偶然でしたが、右端に飛んでいる矢が写っていました♪
端まで走り抜けた馬と射手がコース上を戻ってきます。三つの的を見事射抜いた射手には、殿様に扮した台東区長から褒美として慣わしの白い絹が与えられます。このへんの説明はマイクで細かく説明されるので初めてでも十分楽しむことができます。
絹のやりとりは双方とも手渡しではありません。
絹を肩にかけて、
さっそうと引き上げます。 三つの的を射抜いたひとが何人もいました。すごいなー。
女性も参加しています。これがまた格好いいんです。
競技を終えた参加者は再び行列 隊形で伝法院まで戻ります。最後まで格好いいわあ。
伝法院前での解散式。おつかれさまでした。
この行列には都立白鷗高校のみなさんが多数協力してくれたそうです。おつかれさまでした。
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