2008.10.20撮影。
浅草寺本堂は昭和20年(1945)の東京大空襲による戦災で焼失しましたが、多くの人々の協力によって昭和33年(1958)に再建されました。
今年は再建50周年にあたり、それを記念してお前立ご本尊の特別大開帳が行われています。
浅草寺のご本尊である聖観世音菩薩像は絶対秘仏のため、未だかつてご開帳されたことはありません。今回ご開帳されるのは、およそ1200年前に天台宗第3世座主慈覚大師円仁が彫刻されたお前立ご本尊です。
本堂前には3本の開帳塔婆が立ち、その塔婆からはお手綱が渡されています。このお手綱は本堂のお厨子内のお前立ご本尊の手に繋がっており、このお手綱を手に取ることで、直接お開帳のご本尊さまとご縁を結ぶことになります。
お手綱は、赤・黄・白・緑・紫の5本ありますが、一人一本のお手綱を手にとっておがむことにより縁を結びます。
一人で5本のお手綱を束ねて拝むかたがいますが、これは間違いですから教えてあげてくださいね。
(説明文は浅草寺のホームページを参考にさせていただきました。浅草寺のホームページはこちらです)