3/25(日)、堂下げの日は朝から台風を思わせる激しい風雨でした。しかし、堂下げは予定通り行われました。昨年よりは少なめでしたが熱心な参拝者も多
数見てくださいました。雨で濡れた階段は滑りやすく危険でしたが無事終了しました。二日間にわたって古式に則った荘厳な堂上げ・堂下げを披露してくださっ
たみなさん、ありがとうございました。また撮影に便宜を計ってくださったみなさん、ありがとうございました。
堂上げ・堂下げは、3/18の浅草寺本尊示現会の行事として古式に則り行われる行事です。
3/24(土)夕刻、浅草神社神官によって祭儀が執り行われた本社神輿三基は、氏子衆によって松明で照らされた浅草寺本堂外陣へ「堂上げ」されます。重さ
1トンを超える一之宮・二之宮・三之宮が本堂階段を昇るさまは圧巻です。浅草寺一山の読経の後、神輿はご本尊の前で一晩お泊まりします。
3/25(日)、宮司による祝詞奏上後、神輿は氏子衆によって本堂の階段を担ぎ降ろされて「堂下げ」浅草寺境内に安置されます。
浅草寺僧侶らによる読経と浅草神社宮司祝詞奏上を同時に行うこの行事は神仏分離以前の観音祭とも呼ばれていた三社祭を一部再現しており、5月の三社例大祭のプロローグにもなっています。(説明は、浅草槐の會ホームページ浅草暦ページを参考にさせていただきました)
会場:浅草寺・浅草神社。
主催:浅草観光連盟・浅草観音奉賛会・浅草神社奉賛会。後援:浅草寺 浅草神社。問合先:浅草観光連03-3844-1221
詳しいスケジュールは浅草観光連盟・「浅草寺本尊示現会「浅草神社本社神輿本堂堂上げ・堂下げ」」特設ページに掲載されています。
浅草寺の本堂を一周して浅草神社鳥居前に並んだ三基の本社神輿。
しばらくの間は一般のかたも間近で見ることができます。バックは二天門。
浅草寺僧侶、浅草神社神官、浅草観光連盟会長らが並んでいます。
浅草観光連盟副会長の音頭で参加者全員による手締め。これで堂上げ・堂下げの儀式は終了いたしました。晴れていればこのあと3時まで浅草寺宝蔵門前に神輿が置かれるのですが、今回は雨のため中止になりました。
このあと、神輿の庫入れが行われます。
雨に濡れた桜の花の下、
三基の神輿が次々に神輿庫に入れられます。
神輿庫に無事戻った三基の本社神輿。
このあと神霊返しの儀が執り行われるんですが割愛させていただきます。
長いことご覧いただきありがとうございました。
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